カン

カンのメリットは

  • 符が高くなる
  • リンシャンで和了できる

逆にデメリットは

  • その牌がもうないことがみんなにわかってしまう
  • 守るときの選択肢が減る

それ以外として

  • ドラが増える
  • ツモ番が減る

カンドラについては、確かにごっそり乗れば効果大だけれども、そうそう都合のいいことは無いから誤差の範囲。全員に対して等しくチャンスを与えていると考えて問題ないと思う。ツモ番が減るのについてはケースバイケース。
で、メリットの符が高くなるというのも、4翻以上にいくと意味が無い。リンシャン和了もそう滅多に起きることはない。結局のところ、カンを生かそうと思ったら手役が低いときに暗カンで符と裏ドラの期待値を上げてリーチという手しか無い。つまりカンというのは攻めの中でも軽い手で先手を打つときに手役を補強する場合のみ生きる。それ以外は自分の首を絞めかねない。
むしろカンをせずにとっておき、字牌なら安牌候補として、それ以外なら順子の一部として使った方がよい。カンによるメリットよりも、自分だけ四枚牌が見えているというメリットの方が余程大きい。
以上がドラの乗らない人間の言い分であり、ドラの乗る人はどうぞご自由にカンをしてごっそりドラを乗せて下さい。